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シュレーディンガーの俺

1 :ご冗談でしょう?名無しさん:2005/05/08(日) 02:03:18 ID:thsFAgLd
自分で体験したらどんな状態か分かるのでは・・・?

2 :ご冗談でしょう?名無しさん:2005/05/08(日) 02:29:54 ID:??? ?##
>>1
   ク    ク   || プ  //   ク    ク    || プ  //
   ス ク  ス_  | | │ //   ス ク  ス_   | | │ //
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  ((  | ////  Y⌒ヽ//ノ  ////  Y⌒ヽ//.ノ  ))
        \.    人  \' \.    人  \´
        /`'ー----‐‐\   )/`/⌒)-‐‐\  )

3 :ご冗談でしょう?名無しさん:2005/05/08(日) 04:06:39 ID:???
          ,, -,,' ´ ̄" ` ''ー`、 `ヽ.
   ___ ,,.. -' "/ { ` -一-ヾ ヽ.  ヽ    ☆
 /      ▽ / ∧ ヽ、, _,,  }}_} ・  ii /
/        {  {ゝ{__`ー-Y´f。Vハ'V } * ・ ii
! 〃      i  ハ ´{ ヽ   、ソ  } く  ☆ ii    セックス!
ヾ{{    ☆ `ヾ、_`ヽ'^' ヽ   " ! ! i ゚ : ii
  ヽ{{  * .      ハ  く) /.l、! !  ; .ii
   ヾ、.        { ` ーj‐'  {ムノ_   ノ
     ヾ       , '´  ̄ー‐‐- '   ` く
        ` ー---─,'         、   、}
            ,'   ,〈 , -ー‐-、i∠⌒ヽ
           ,'  ∧<=ニ二‐ノヽ、二ソ
           /  ./ }  `"''' ";  `7T´


4 :ご冗談でしょう?名無しさん:2005/05/09(月) 19:47:38 ID:BsmDzVeW
{__`ー-Y´f。Vハ'V } * ・ ii
! 〃      i  ハ ´{ ヽ   、ソ  } く  ☆ ii    セックス!
ヾ{{    ☆ `ヾ、_`ヽ'^' ヽ   " ! ! i ゚ : ii
  ヽ{{  * .      ハ  く) /.l、!

5 :ご冗談でしょう?名無しさん:2005/05/13(金) 09:53:50 ID:???
あ、おれおれ。おれだ。
交通事故おこして、生きてるか死んでるか、わかんねえ。

6 :& ◆nkel3myiWA :2005/05/14(土) 14:18:51 ID:???
シュレディンガーと猫

昔々、とある国のとあるところ
シュレディンガーと猫が仲良く暮らしていました。
シュレディンガーは理論物理屋で、いつも難しいことを考えています。猫には、シュレディンガーが
何をやっているのか、さっぱり解りません。シュレディンガーは、猫にも自分がどんなにすばらしい
発見をしたのか、ぜひ知ってもらいたいなあと考えて、ある装置を発明しました。

「猫君、今日は君に、最近僕が発見した不確定性原理を体験させてあげるよ。」
「へえ、何だか難しそうな名前だね。不確定性原理って何?」
「それはだね、シュレディンガー方程式を確率論的に解釈する・・・、いや、難しい説明はやめよう。
 それを解りやすくするために装置を作ったのだから。猫君、とりあえずこの箱に入ってくれたまえ。」
「こいつはなかなかいごこちのいい箱だね。ところで何かいろいろ入っているけど、何だろう。」
と言って猫は箱の中に入っている小さなビンを前足でちょい、ちょい、とつつきました。
「おいおい、そいつには毒薬が入ってるんだ。気をつけたまえ。」
「へえ、そいつはちょっとドキドキするね。後は何なの?」
「こっちの缶の中には、放射性物質が入っている。そして、もし缶の中で原子が核分裂して放射線が出てくると、
 こっちの検出器でそれを捉える。すると、このハンマーが下りて毒のビンが割れるようになっているんだ。」
「そいつはおだやかじゃないね。シュレディンガーさん、まさか僕を殺すことが不確定性原理なの?」
「ハハハ、まさか。猫君が死んじゃったら元も子もないじゃないか。その放射性物質は半減期、つまり
 核分裂するまでの時間がとても長いんだ。」
「そうなんだ。だけどあまり長いこと箱に入っていると危ないね。どれくらいで分裂するの?」
「その時間が確率的にしか解らない、というところがこの実験で不確定性原理が体験できるミソなんだよ。
 だけど安心したまえ、計算だとこの物質は1個分裂するのに平均45億年はかかる。それに検出器に
 ひっかかるのは出てきた放射線のうちのほんのわずかな割合でしかないよ。」

つづく

7 :& ◆HZG/T20qJ. :2005/05/14(土) 14:31:17 ID:???
「ふうん。それでどう実験するの?」猫は、こころなしか毒のビンから離れたところに座ったようです。
「説明するよりとにかくやってみよう。猫君、しばらく箱を閉めるから、じっとしていてくれたまえ」
というなり、シュレディンガーさんは蓋をぱたん、と閉めてしまいました。
「やれやれ、シュレディンガーさんの言っていることはいつもわけが解らないけど、今日のこの実験は
 いつも以上に意味がわからないぞ。」などと猫が考えていると、シュレディンガーが満足げな顔をしながら
蓋を開けました。「やあ、猫君。生きていたかね。どんな感じだい。ひょっとして君は、死んでしまった
もうひとりの自分を感じなかったかい?」などと、猫に尋ねてきます。
「別に何も感じなかったよ。死んでしまった僕って、シュレディンガーさんも変なこと聞くもんだね。」
「いやいや、何も感じなかった、それでいいんだよ。とにかく、これだけじゃ意味がわからないだろうから、
今度は僕が箱に入るから、猫君は外でしばらく見ててくれたまえ。僕が中から開けるまで待っているんだよ。」
と言って、シュレディンガーは箱の中に窮屈そうに体を丸めて入ると、ぱたん、と蓋を閉めてしまいました。

しばらくの間、静寂が外にいる猫と箱の間にありました。
「なかなか出てこないけど、シュレディンガーさん、大丈夫かな。まさか、毒のビンが割れたんじゃ・・」
だんだん猫は心配になってきました。すると、どうでしょう!猫の心の中では、箱の中で生きているシュレディンガーと
死んでいるシュレディンガーが両方いるように感じてきたではありませんか。
「本当だ!生きているシュレディンガーさんと、死んでいるシュレディンガーさん、両方いるぞ!」
と猫が思わず声を上げたとき、ちょうど箱が開いてシュレディンガーが出てきました。
「どうだい、死んでいる僕と生きている僕、両方いただろう?さっき僕が箱の外にいる時も、同じように
 僕には死んでいる猫君と生きている猫君の両方がいて、どっちが本当か箱を開けるまで判らなくなったんだ。」

つづく

8 :ご冗談でしょう?名無しさん:2005/05/14(土) 14:38:31 ID:???
「すごいね、なんだかドキドキするね。だけどどうしてこんな不思議なことが起こるの?」と猫は死んでいる
シュレディンガーはいないのかな?というふうに箱の中をチラチラ、と覗きながら聞きました。
「何も不思議なものか。これが量子力学の不確定性原理から来る当然の帰結なんだよ。」とシュレディンガーは
ちょっと得意げに言いました。
「ふうん、トウゼンノキケツねえ。」猫は、意味がよくわからなかったのでとりあえず真似してみました。
「そうだ、シュレディンガーさん、こんなドキドキすることはそれはもうとってもすてきな事だよ。だから
 隣りのボーア爺さんにも教えてあげようよ!」と猫は言うと、シュレディンガーがそれもいいね、と返事を
するのも聞くか聞かないかのうちに家の外にかけだして行きました。
「やれやれ、僕も猫君だけじゃなく、あの頑固者のボーア爺さんにも僕の量子力学の確率論的解釈を納得させるために
 この装置を作ったんだけど、はたして爺さん、何て言うかな?」などとシュレディンガーは不安そうなことを
ぼやいていますが、さっきの猫のはしゃぎぶりを見てか、その表情には自信の色がにじんでいます。

そのうち、家の外から、猫とボーア爺さんが話しながら歩いてくるのが聞こえてきました。
「それで、生きている猫君と死んでいる猫君、両方いるのか。いまいち君の説明は要領を得ないのう。」
「だけど、それが不確定性原理のトウゼンノキケツなんだよ。」と、シュレディンガーのしゃべり方をちょっと真似しながら
猫がボーア爺さんを家の中に案内してきました。
「こんにちは、ボーア爺さん。その様子だと、もう猫君が装置の説明はしてくれたようですね。」
「うむ、箱のからくりはわしにも理解できたが、その、生きているのと死んでいるのと・・・なんじゃ、いまいち
 しっくりこないのう。」ボーア爺さんは、あごを手でなでながらいぶかしがるような視線でシュレディンガーの
後ろにおいてある箱を眺めています。村では老舗の理論物理屋として知られるボーア爺さんは、表情こそ
シュレディンガーの若造め、わしはだまされんぞ、とでも言いたげなそぶりを見せていますが、内心ではこの若者が
考え出した装置でどんな不思議なことが起こるのか、興味深々といった感じです。

つづく

9 :ご冗談でしょう?名無しさん:2005/05/14(土) 14:42:31 ID:DGTQnGDl
「まあまあ、論より証拠といいますから、とにかくまずはこの箱に入ってみてくださいよ。」とシュレディンガーは
言いました。
「なんだかドキドキするね。」と猫が言いました。「なんだかドキドキするのう。」とボーア爺さんも言いました。
シュレディンガーが、実験のあとで爺さんがどう反応するだろうかと考えて、自分もちょっとドキドキしながら
ボーア爺さんを箱に入れるために蓋を開けたとき、あっ、と声にならない声をあげました。
さっき箱から出るときに、うっかり放射性物質の入った缶をお尻で検出器の方に押し込んでしまっていたのに
気がついたのです。すぐに離せばいいのに、理論物理屋らしくも彼は「放射線が検出される確率は、検出器までの
距離の2乗に反比例するから・・」などと頭の中で計算を始めてしまいました。
「こいつはいかんぞ。この距離だと反応する平均時間は・・・」とシュレディンガーが言いかけたちょうどそのとき、
ハンマーが不意に振り下ろされ、ビンが割れる音が部屋に響きました。
「あっ」とシュレディンガーが、今度は声を出して言いました。ビンが割れる音を聞いた猫とボーア爺さんも、「あっ」と言いました。
毒ガスが、しゅーっ、と音をたてて箱の中からモクモクと部屋全体に広がっていきます。


しばらくするとその音も止み、静寂が部屋におとずれました。
部屋の中には、死んでいるシュレディンガーと、死んでいる猫と、死んでいるボーア爺さんが静かに横たわっていました。


おしまい。

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