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『匂いの帝王』ルカ・トゥリン

1 :あるケミストさん:04/09/26 16:08:40
この説が本当ならノーベル賞といわれているにもかかわらず
学会の圧力によりネイチャーからリジェクト。
さあみんなで語りましょう

2 :あるケミストさん:04/09/26 16:09:38
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4152085363/249-7391811-7769931


3 :あるケミストさん:04/09/26 16:10:39
http://book.asahi.com/review/index.php?info=d&no=5217

4 :あるケミストさん:04/09/26 16:11:25
はてな
http://d.hatena.ne.jp/asin/4152085363

5 :あるケミストさん:04/09/26 17:55:55
>>1
嗅覚だけ特別視するっていうのも今更どうよって感じなんだが。

嗅覚のレセプターって結局はGPCRの中の一グループなわけで、人体内の
大部分の情報伝達物質はGPCRをレセプターとしている。医薬にも当然
GPCRと結合するものが多数存在する。

ということは薬の構造活性相関も立体説よりも振動説で説明できないと
変ってことになると思うんだけど。少なくとも今までQSARで分子振動を
どうのこうのというような話は聞いたことがないな。

あと医薬だと放射性同位元素で標識して投与するっていうのが昔から
行われているけど、同位体標識してGPCRの認識が変化してしまうと
すると今までにそういう知見が得られていて然るべき。

逆にいえば嗅覚レセプターが通常のGPCRとは大きく違うっていうことが
証明されれば一躍主流の説になるかもしれないが。

6 :あるケミストさん:04/09/26 18:51:54
>>5
薬の構造活性相関みたいな相関が嗅覚のばあい
まるで成り立ってないらしいってことがビックリなんだよねえ・・・
嗅覚レセプターだけ違うってのも考えにくいことなのは確か。

7 :あるケミストさん:04/09/28 18:02:49
嗅覚研究の第一人者、東大の東原助教授が
「裏話が実名で出てきてとてもおもしろい。翻訳は出ないだ
ろうが。」と学会で紹介していた本。翻訳されたことが凄い。
匂いの出るテレビやインターネットが実現しないのは、
匂いが何か未だわかっていないから。わかったふりの
科学者が、なにも本質をとらえていないことがわかる。
香料業界、うーん凄い世界だ。高砂香料は出てくるが、
日本人科学者が登場しないのが残念(今は共同研究している方がいますが)。主人公のルカがイタリア人であるのは象徴的。やっぱりダビンチを生んだ国の人だと思う。本にでてくるBBCの番組はNHKがBSで以前放送していたが、ビデオに取り忘れた。発売記念に再放送してくれ。

8 :あるケミストさん:04/09/28 18:03:28
視覚は電磁波で色を認識し、
聴覚は音波で音を認識しているが、
同じように嗅覚も分子(電子)の振動(波)を手がかりに
匂いを認識しているというのが、本書の主人公ルカ・トゥリン
の説。この香水マニアの生物学者が、自らの嗅覚と
量子力学理論を武器に、学会の通説に切り込んでいくさま
は痛快、だが現実はとても手強い。何よりも、そもそも匂いと
は何か?という素朴な疑問が、ほとんど解明されていない
事実におどろかされる。香水ビジネスの舞台裏など、
興味深いトリビアもてんこ盛り。

9 :あるケミストさん:04/09/28 20:06:32
age

10 :あるケミストさん:04/09/30 23:40:12
匂いの帝王 天才科学者ルカ・トゥリンが挑む嗅覚の謎

 匂いを嗅げる大きさの分子で、匂いがしないものは一つもないという。だが、人間がなぜ匂い−−分子を嗅ぎ分けることができるのか、
メカニズムは明らかではない。本書の主人公トゥリンは、生物物理学者であり、香料マニアである。もともと生物学者であった彼は匂いに
惹かれるあまり、匂いのメカニズムの研究に没頭することになる。
 嗅覚は分子の構造、形状がもとになっているという説が一般的だという。だが人体は、同じ形
をしているが違う構成の分子の違いを嗅
ぎ分けることができる。それはなぜだろうか。それに対しトゥリンは、嗅覚は分子の電子結合の振
動を感知する感覚であり、人体は非弾性
電子トンネル分光法と同じ手法で分子の波数を識別しているのだという説を主張する。

 だが他の嗅覚研究者たちは彼の説を認めようとせず、「ネイチャー」は論文の掲載を拒否する。本書は嗅覚の新説をめぐる、科学者同
士の争いを描いた本でもある。著者自身が受けたトゥリン説に対する反応をめぐるいきさつを描いた「なかがき」も面白い。彼はことごとく取材拒否にあったんだそうだ。


 また本書は、香水の研究開発の裏側を描いた本として読むことも可能だ。実際に香料を作っているのはビッグブラザーと呼ばれる6社に
占められているそうだ。だが彼らは表に出ることはほとんどない。本書はその知られざる裏側の一端を描いた本として読むこともできる。

トゥリンを主役にすえた本なのにトゥリン本人の写真がないとか、できればプロの研究者による解説をつけてもらいたかったといった不満は
あるが、なかなか魅力的な本だった。人を魅了する香り・匂いの世界と、あくの強い研究者ルカ・トゥリンの「体臭」が感じられるよう
な一冊だ。その匂いは読者をも魅了するに違いない。



11 :あるケミストさん:04/10/02 19:25:03
de?

12 :あるケミストさん:04/10/04 21:39:23
なんか嗅覚関係でノーベル賞だってさ。この人じゃないけど(w

13 :あるケミストさん:04/10/04 22:32:50
>>12
嗅覚のレセプタータンパク質を発見して、1つの嗅覚レセプターが多種類の匂い分子と
結合して、1つの匂いの分子は多種類の嗅覚レセプターと結合するっていう多対多の
関係にあるっていう研究をした人たちだな。

つまり昔から存在すると言われていた視覚の三原色みたいに1つの嗅覚レセプターだけを
活性化できる原臭っていうのは事実上存在しないっていうことを見つけたわけだな。
(鼻に電極を突っ込んで1種類の嗅細胞だけを無理矢理活性化させれば原臭を感じられる
かもしれないが)。

匂いの出るテレビやインターネットが困難な理由の最大の理由の1つがこれだろう。
普通のテレビみたいに三原色でほとんどすべての色を再現するようなわけにはいかず、
膨大な種類の匂いの元を装置内に準備しておかないといけない。

構造活性相関がうまくとれないのも匂いの認識が多数のレセプターの反応の総和だからだろう。

14 :あるケミストさん:04/10/04 22:49:39
たしか匂いのカートリッジを作ろうとしてるとこあったよな、
どこだっけ?

15 :あるケミストさん:04/10/04 23:27:56
>>14
とりあえず検索した限りでは
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2001/12/06/08.html
のフランステレコムとか
http://allabout.co.jp/career/invention/closeup/CU20030922/index3.htm
のDigiScentsとか。

NTTも五感通信とか言っているから研究はしているだろう。
http://www.ntt-east.co.jp/fromn-east/200301_1.html


16 :あるケミストさん:04/10/05 20:57:16
>>13
てことは、このルカって人の研究はまるきり見当違いってことかな

17 :あるケミストさん:04/10/05 21:49:01
恋を語らず何を語る?という世の中ですが、
このコピペを必ず5つのスレに書き込んでください。
あなたの好きな人に10日以内に告白されます
嘘だと思うんなら無視してください。
ちなみにあなたの運勢が良かったら5日以内に告白&告白したらOKされます

18 :あるケミストさん:04/10/05 22:21:18
>>16
今回のノーベル賞の研究とは別分野(というのか?)なので見当違いとは言えないの
だけれども・・・

今回のノーベル賞の受賞者は嗅覚レセプターがGタンパク共役レセプター(GPCR)っていう
タイプのレセプターであることを明らかにした。で、このGPCRはホルモンの受容体とかとして
生体内にたくさんの種類があるんだけれども、これに適当な分子が結合するとレセプターが
活性化してGタンパクっていうタンパク質を活性化して、それがさらに神経を興奮させる物質
を作る酵素を活性化するっていう流れは共通している。

ただ、「どうして適当な分子が結合するとレセプターが活性化するのか?」はいまだによく
わかっていない。これはGPCRが結晶化が難しくどんな立体構造をしているのかがよく
わかっていないから。(この前理研がGPCRの一種の視覚受容体であるロドプシンの結晶化&
SPring8での分析に成功したというニュースがあったが)


19 :18の続き:04/10/05 22:26:11
ロドプシンではGPCRにくっついているレチナールが光を吸収してtrans→cisの異性化を起こし
立体構造が変化して、それの影響を受けてGPCRも構造が変化して活性化するというのが
昔からいわれている。なので他のGPCRもレセプター内の適切なところに、適切な官能基を
適切な位置に持つ分子がはまる事でレセプターの立体構造が変化して活性化するというのが
一般的な説。製薬だとこの適切な位置の適切な官能基のことを「ファーマコフォア」とか
呼ぶわけで。

で、ルカ・トゥリンは嗅覚レセプターではこの活性化が「適当な位置の適切な官能基」ではなく
「適当な分子振動(振動方向と振動数)」を持った分子が結合することで活性化すると主張して
いるらしい。

20 :あるケミストさん:04/10/06 00:17:59
>>19
ルカ・トゥリンが言わんとしているのは
レセプターにはまった後で分子振動をレセプターが感知している、
てな感じだと思われ。



21 :あるケミストさん:04/10/06 01:17:59
>>20
確かに振動だけでは説明できない光学活性体の臭いの違いを説明するのにレセプター
へのはまり方が違うので振動方向が変わるから臭いが違うというような感じの主張は
あった。

これだとレセプターによる立体認識→振動認識っていう二段階の識別説なのかな?
と思うんだけど、化合物Aと化合物Bの赤外スペクトルを足し合わせるとバニラの臭い
の化合物Cに似ているが、実際化合物AとBを混ぜるとバニラの臭いがした。とかボランの
臭いが硫黄化合物の臭いと似ているのは振動数が同じだから。とか振動認識だけで
レセプターの立体認識はやっぱり無い?という記載もあるので荒い説の建て方だなぁと
思ったり。

22 :あるケミストさん:04/10/06 21:30:42
>>21
そういやそうだね、
混ぜ合わせたときの話とか、いつのまにか振動しか考慮してない話になってるね。
鋭いね。

23 :あるケミストさん:04/10/07 18:25:29
 実は、最近、Turinの振動説を、Axel研出身で本の中ではSusanになっているという
Leslie Vosshallが実験的に検証して「no evidence」という結果を、2004年4月のNature Neurosci.に
発表していて、学会でも口頭発表があった。しかし、一方で、
U.C. BerkeleyのNoan Sobleのグループが、acetophenoneのにおいは
重水素化されたacetophenoneのにおいと違うというポスターをだしていた。
この点は、Leslie達の結果と明らかに異なる。奇しくも筆者は、AChemSのあと、
Cold spring harborのZac Mainenのところでセミナーをしたのだが、
彼がこの二つの物質をもっていたので嗅がせてもらったら、
私にも違って感じられた。不純物の可能性はあるが、まだまだ「匂いの帝王」は誰だかわからない。


http://park.itc.u-tokyo.ac.jp/molecular-recognition/touhara/tour2.html


いろいろ進展あるみたいですね

24 :あるケミストさん:04/10/07 21:49:49
3000cm-1に赤外吸収のあるC-H結合を重水素置換するとだいたい2120cm-1くらいに
赤外吸収はシフトすることになるな。

このあたりに吸収を持つのは普通はアルキンだから、何かの化合物の水素を一部重水素に
置換すると対応する三重結合がある化合物の臭いになる可能性が高いのか?
例えば重水素化プロパノールの臭いはプロパルギルアルコールの臭いに近くなるのかな?

25 :あるケミストさん:04/10/08 01:06:06
なんかおもしろいな

26 :あるケミストさん:04/10/10 19:18:15
保守

27 :あるケミストさん:04/10/12 20:17:05
ある食べ物が身体にいいという話はよく聞きますが、アメリカの調査結果
によれば、パンは危険な食べ物だということがわかりました。
パン食が増えている日本も他人事ではありません!

その驚愕の事実をご紹介します。

1)犯罪者の98%はパンを食べている

2)パンを日常的に食べて育った子供の約半数は、
  テストが平均点以下である

3)暴力的犯罪の90%は、
  パンを食べてから24時間以内に起きている

4)パンは中毒症状を引き起こす。被験者に最初はパンと水を与え、
  後に水だけを与える実験をすると、2日もしないうちにパンを
  異常にほしがる

5)新生児にパンを与えると、のどをつまらせて苦しがる

6)18世紀、どの家も各自でパンを焼いていた頃、
  平均寿命は50歳だった

7)パンを食べるアメリカ人のほとんどは、
  重大な科学的事実と無意味な統計の区別がつかない

28 :あるケミストさん:04/10/19 03:23:40
hosyu

29 :あるケミストさん:04/10/26 18:38:32
保守

30 :あるケミストさん:04/11/01 01:22:48
まああれだ、どこの業界も腐ってるってことか

31 :あるケミストさん:04/11/17 01:37:43
amazonのy4kの紹介記事が笑える。
ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4152085363/qid%3D1100621034/249-6006021-1752332

リンダ・バックは、この本の中で思いっきりトゥリンの説を否定してるんだが(笑)
それで5つ星付けてるたぁ、どういう了見だっての。

32 :あるケミストさん:04/12/05 13:53:11
>>31
2004年度ノーベル生理学・医学賞, 2004/10/04
レビュアー: y4k (プロフィールを見る)   千葉県 Japan
2004年度のノーベル医学・生理学賞が嗅覚の解明を行った
米コロンビア大のリチャード・アクセル教授(58)と
米フレッドハッチンソンがん研究所のリンダ・B・バック博士(57)
に送られることが発表されました.

授賞理由は「におい受容体と嗅覚システムの発見」

この本で紹介されているルカ・トゥリン,その人かどうかは
分かりませんが,今まで解明されてこなかった嗅覚の仕組みを
解明した研究者にノーベル賞が送られるというのは有意義ですね.

          視覚と生理学について研究している研究者より


33 :あるケミストさん:04/12/05 13:54:29
専門外になると学者ってのはつくづくアホだよね

34 :あるケミストさん:05/02/10 12:51:54
あgr

35 :あるケミストさん:2005/07/27(水) 03:55:43
久々に見たら3ツ星になってるな。
まあ、どの道このy4kがアホってのに変わりないか・・・

つーか内容改良されてるよ(驚)

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2004年度ノーベル生理学・医学賞, 2004/10/04
レビュアー: y4k (プロフィールを見る)   千葉県 Japan
2004年度のノーベル医学・生理学賞が嗅覚の解明を行った
米コロンビア大のリチャード・アクセル教授(58)と
米フレッドハッチンソンがん研究所のリンダ・B・バック博士(57)
に送られることが発表されました.

授賞理由は「におい受容体と嗅覚システムの発見」

この本で紹介されているルカ・トゥリンとは別の人ですが,今まで解明されてこなかった嗅覚の仕組みを
解明した研究者にノーベル賞が送られたというのは面白いですね.

本自体の評価としては,かなり読むのに疲れます.
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心からお疲れ様!

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